伊豆88霊場 第23番 東光寺

271(応神2)年に伊豆山の浜辺に現れた不思議な光る鏡が、西の峰に消えました。その様子は日輪のように見えたことから「日が峰」転じて「日金山」となりました。 2年後の273年に松葉仙人がこの鏡を祀り、祠を建てたことが開山の起源といわれています。 現在本尊とされている延命地蔵菩薩は、源頼朝に依るものです。

伊豆地方の死者は日金山に登るため、彼岸の時期に日金山に行くと会いたい人の姿を目にすることができると言い伝えられています。 そのため、彼岸には多くの人々が先祖供養のために登山します。 1582(天正10)年12月、徳川家康の命を受けた朝比奈弥太郎が日金山を下る途中、6尺を超える大男と出会いました。この男は死者を迎える鬼であったという伝説が残ります。

伊豆88霊場 第23番 東光寺
伊豆88霊場 第23番 東光寺

《 伊豆観光情報 》

札所番号第23番
山号日金山(ひがねさん)
寺院名東光寺(とうこうじ)
宗派真言宗
ご本尊延命地蔵菩薩
ご真言おん かかかび さんまえい そわか
郵便番号413-0002
住所熱海市伊豆山968
電話番号0557-82-4528
駐車場
納経所無住のため、納経は第24番般若院へ
最寄駅熱海駅
最寄バス停熱海峠バス停

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