修禅寺奥の院(Shuzenji oku no in)

修禅寺奥の院は修善寺温泉にある本堂から修善寺川(桂川)沿いに上流に向かい、支流の湯舟川で折れてさらに3kmほど上った位置にあります。

仏法修業のために諸国を旅していた若き弘法大師が修業をした場所といわれ、真言によって魔族を封じた伝説が残されています。

この地は天魔地妖が多く修行の妨げとなったため、大師が大空に向かって経文を書き、馳籠(かりごめ)の窟(いわや)に閉じ込めたとされています。

馳籠の窟のまわりの壁は岩がうすい板状に細かく割れて独特の景観をつくっています。

このような構造は板状節理(ばんじょうせつり)と呼ばれ、溶岩が冷える際にできた割れ目であると考えられます。

崖に露出している溶岩は達磨山火山から流れ出た溶岩流で、緻密な安山岩でできています。

達磨山はおよそ50万年から80万年前に活動した大型の陸上火山で、北西に位置する大瀬崎火山、井田火山とともに達磨山火山群を構成しています。

修禅寺奥の院
修禅寺奥の院

伊豆観光情報

名称修禅寺奥の院(Shuzenji oku no in)
郵便番号 410-2416
住所 静岡県伊豆市修善寺2940
公式サイトhttps://izugeopark.org/
最寄駅修善寺駅
最寄バス停湯舟口バス停
駐車場数台
トイレ
料金-
営業時間-
定休日-
その他-

投稿者プロフィール

遠藤貴光
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