【沼津】「電動キックボード」を活用した社会実験を実施

概要

社会実験“Go Slow Town to Port ”の実施について

本市では、コンパクト・プラス・ネットワーク型のまちづくりを推進しており、拠点間を利便性の高い公共交通で連結し、沿線居住者の利用を増加させることで、持続可能な公共交通の構築を目指しています。
また、交通結節点や拠点施設などから、公共性を有するシェアサイクルやマイクロモビリティなど、目的に応じて多様な移動手段を選択できる環境を整備し、誰もが市内を快適に移動できる公共交通ネットワークの構築に取り組み、過度に自動車に依存しないまちづくりを推進しています。
その一環として、目的に応じて多様な移動手段を選択できる取組を「Go Slow Town to Port」と題し、沼津駅南口から沼津港入口間で、時速15キロメートルでゆったりと街を回遊することができる電動キックボードのシェアサービスを提供する社会実験を実施することとしました。

内容・目的

  • 中心市街地と沼津港間における多様な交通手段の確保により、さらなる回遊ネットワークの充実を図ります。
  • 利用者の属性に加え、車体に内蔵されたGPS機能を活用した走行データなど様々なデータを基に、回遊性向上への寄与や他の交通機関との接続性などを検証します。
  • また、シェアサービスの運営やポートの管理などを通じた事業採算性について検証し、実験終了後の社会実装の可能性の可否についても、地域の事業者とともに検討を進めます。
  • なお、国の特例制度の下、ヘルメット着用任意等の公道実証実験です。車両区分は「小型特殊自動車」となります。

期間

令和4年9月17日(土曜日)から令和4年10月16日(日曜日)
※新規貸出可能時間は、6時00分から18時00分

ポート設置箇所(車体設置台数・ポート台数)

エリア内に設置する7箇所のポートでの貸出・返却ができ、有料で利用できるサービスを提供します。

  • 沼津駅南口(ラクーン前):3台・6ポート
  • 沼津駅南口(三交イン前):2台・4ポート
  • 中心市街地(三菱UFJ銀行沼津支店):2台・3ポート
  • 中心市街地(静岡銀行沼津支店):2台・4ポート
  • 中心市街地(沼津市役所):2台・4ポート
  • 沼津港入口(港八十三番地第2駐車場):2台・4ポート
  • 沼津港入口(スルガ銀行沼津港支店):2台・4ポート

合計15台・29ポート

エリアマップ

エリアマップの画像

利用料金

通常利用プラン

最初10分100円以降1分ごと15円

長時間利用プラン
  • 1.5時間:1,000円
  • 3時間:2,000円
利用方法

LINE公式アカウントから登録・乗車します。(下記、関連リンク参照)

  • 乗車にあたっての実験への同意、運転免許証登録、交通ルールテスト等
    本社会実験で使用する電動キックボードに乗車するためには、社会実験への同意と運転免許証の登録および交通ルールテストを受けていただく必要があります。
  • 免許証の登録・審査
    利用時点で小型特殊自動車を運転するための免許(普通免許、普通二輪免許など。)をアプリ上に登録・審査し、確認でき次第、登録完了となります。
  • 夜間の電動キックボード利用について
    本社会実験で使用する車両は道路運送車両法に適合した保安装置を備えた電動キックボードになりますが、夜間に利用する方はなるべく明るく目立つ服装での利用をお願いします。
    また、自動車のドライバーにおかれましては、車道を電動キックボードが通行することとなりますので、夜間に対象エリア内を自動車で通行する際には、ご注意願います。
  • ヘルメット・ビブスの貸し出しについて
    本社会実験中、希望者にはヘルメット・ビブスの貸し出しを行います。
    貸し出し場所は沼津市役所(守衛室)、三交インの2箇所となっております。
    ヘルメットとビブスの画像
  • 社会実験同意書の主な内容
    本社会実験は、国の特例制度の下、規制の特例措置として実施されるものです。
    飲酒運転の禁止など、利用者への下記事項への同意を求めるものです。
同意事項
  • 利用時点で小型特殊自動車を運転するための免許(普通免許、普通二輪免許など※原動機付自転車免許では乗車不可)の保有
  • 乗車時には常に本人の有効な免許証の携帯
  • 乗車前に、アプリ上の交通ルールテストで満点の取得や交通ルールの遵守
  • 走行量の多い交差点で右折する際には、一度キックボードを降りて、横断歩道にて歩行者として通行するなど安全に注意した走行(小型特殊自動車は二段階右折禁止)
  • 規定する走行エリアのみで走行し、利用禁止エリアでは、走行・駐停車しない
  • 走行できるのは、車道、普通自転車専用通行帯および自転車道に限ること
  • 酒気を帯びた状態等で運転しないこと
  • 万が一事故が起きたときは、警察への通報や「ema(LINE公式アカウント)」のカスタマーセンターへ状況の報告をすること(※詳細は、ema(LINE公式アカウント)内の「利用ガイド」及び「問題を報告」をご参照ください。) 等

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