新菓子「伊匠魂」販売 伊東商高フロンティア部、和風クッキー開発

新菓子「伊匠魂」販売 伊東商高フロンティア部、和風クッキー開発

出典:あなたの静岡新聞(静岡新聞社)

本文

伊東商高フロンティア部の生徒が伊東市の氏原製菓と共同し、新商品の菓子「伊匠魂(いしょうだましい)」を開発した。

メンバー7人が18日、同市富戸の伊豆高原旅の駅ぐらんぱるぽーとで30個を限定販売し、完売した。

新商品は和風のクッキー8枚に、卒業した先輩が過去の商品で使ったヤマモモとニューサマーオレンジ、伊豆で栽培されるブルーベリーと桜葉の計4種類のあんを個包装で付けた。

同校は統合のため来年度から新高校となり、新商品は「繋(つな)ぐ」をテーマに据えた。

先輩が進めてきた、地域課題解決のための取り組みの集大成と位置付ける。

同校で引き継がれる「伊商魂」と菓子の「匠(たくみ)」を組み合わせたネーミングにした。

昨年度、商業高校フードグランプリ(伊藤忠食品主催)で大賞に輝いたニューサマーオレンジのラングドシャに続き、2年連続での最高賞を狙う。

インターネットや市内の土産物店などで販売する。(税込み1,500円)

部長の伊藤優希さん(17)=3年=は「観光客に買ってもらい、地域活性化につなげられたら」と話した。

関連情報

運営者のつぶやき

運営者:遠藤駿

来年度から統合となる伊東商業高校の試み。

地域との関りを深めるこういった試みは少子高齢化が加速する地方では都会との差別化をするのに、重要な試みだと思います。

都会などでは難しい地域と子供の関りを深めていければ、少子高齢化対策の鍵になるのではないでしょうか。