金龍山 明徳寺

金龍山明徳寺は、室町時代に珠龍という天台宗の僧が、この地に庵を結んだのが開基と言われて、開基時の年号を寺名としている。

山門前の石段には、樹齢600年以上にもなる天然記念物の大きな槇の木が寺の歴史を物語っている。

開基当初は、天台宗の寺であったが、江戸時代に曹洞宗に改修した。

本尊は「拈華釈迦牟尼仏」(ねんげしゃかむにぶつ)が祭られている。寺の東側の東司(トイレ)には、守護神となる烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)が祭られている。『トイレの神様』と言われる烏枢沙摩明王を祭る寺は、日本全国を探しても希少と言われている。

トイレ=シモに関わるご利益があるとして、全国的に信仰を集める。

伊東温泉の「音無神社」の「尻つみまつり」と、稲取温泉の「どんつくまつり」とともに「伊豆三大奇祭」として「東司まつり」が行われる寺院。

金龍山 明徳寺
金龍山 明徳寺

《 伊豆観光情報 》

山号金龍山(きんりゅうさん)
寺院名明徳寺(みょうとくじ)
宗派曹洞宗
ご本尊釈迦牟尼仏
ご真言のうまくさあまんだ ぼだなんばく
郵便番号410-3205
住所伊豆市市山234
電話番号0558-85-0144
駐車場
寺務所本堂右側の庫裡
最寄駅修善寺駅
最寄バス停市山バス停

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