東急・JR東日本・伊豆急行が展開するデジタルサービス「伊豆navi」に、ボールドライトの観光DXプラットフォーム「プラチナマップ」導入決定

概要

ボールドライト株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮本章弘、以下:ボールドライト)が開発する観光DXプラットフォーム「プラチナマップ」が、2022年11月1日(火)より東急株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、伊豆急行株式会社(以下:同3社)が伊豆地域の活性化・来訪促進を目的に提供するデジタルサービス「伊豆navi」に導入されました。

「伊豆navi」は同3社が2019年から実施した観光型MaaS「Izuko」の実証実験で得た知見を踏まえて提供開始される新サービスです。

  • 観光型MaaS「Izuko」実証実験フェーズを終了し、「伊豆navi」提供開始

 Izukoは2019年より伊豆エリアのシームレスな移動実現による周遊促進と地域活性化、交通・観光事業の最適化、キャッシュレスや多言語等地域課題の解決、及び体験価値の向上を目的に、様々な交通機関をスマホ上で検索・予約・決済、移動できる観光型MaaSとして提供開始され、3度の実証実験を経て、デジタルパスのサービス拡充、運用負荷の軽減、観光情報の提供や検索機能の充実等を図ってきました。

実証実験の結果、スマートフォン上での一元的な情報検索や、電子チケットの購入によるシームレスな移動・観光体験への一定のニーズを確認する一方、利用データや地域の要望に応じたサービスの改善の課題を認識し、またPUSH型プロモーションの実施におけるシステム面および運営面にも課題が浮かびました。

 これらを踏まえ、「伊豆navi」の展開にあたっては、幅広く利用されている「LINE」と東日本旅客鉄道株式会社の提供する地域・観光型MaaSパッケージ「Tabi-CONNECT」、ボールドライトの提供する観光DXプラットフォーム「プラチナマップ」を組み合わせ、シームレスで満足度の高い移動・観光体験の提供を図りながら、利用データや地域の要望に応じたサービスの改善とユーザーインターフェースの変更、お客さまのニーズに応じた情報配信を可能とするなどの改善を実現しています。 

 情報発信面では、観光スポットやイベント、飲食店情報に加え、シェアオフィスなどのビジネス系の情報も発信することで、ワーケーションや地域との関わりに興味がある層のニーズにも対応し、関係人口の増加を図ります。

また、地域の魅力をよりタイムリーに継続して発信していくためには、地域との共創が必須であるとの認識のもと、伊豆の自治体や交通・観光事業者の取り組みおよび要望を迅速に反映できる運営体制を構築していきます。

  • 観光DXプラットフォーム「プラチナマップ」の提供価値と開発背景

 「プラチナマップ」はオリジナルデジタルマップを簡単に構築でき、そのマップ上で、スポット情報、混雑情報、クーポン、スタンプラリー、モビリティトラッキング等の構築・配信機構を統合した、観光DXプラットフォームです。

マップ上に観光コンテンツを多角的な表現で可視化することで、シームレスな移動、回遊・観光消費の促進、滞在時間向上を実現しています。さらに利用者の属性・行動・周遊データ等の分析結果をダッシュボードにて提供し、誰でも簡単な観光マーケティングも可能にしています。

 観光DXプラットフォーム「プラチナマップ」開発の背景として、既存の観光ICTサービスにおける、機能及びベンダーの分断、また横断的なデータ分析が難しいという課題の解決があります。

この課題解決のため「地図」をインターフェースとし、観光市場に必要なデジタルサービスをワンストップかつオンデマンドで提供する観光統合型プラットフォームを開発しました。

観光デジタルサービスとして必要な機能を、必要な時に、必要な分だけ「利用」できるため、コストや制作期間の大幅な削減を実現しました。

今後、プラットフォームで展開するサービスや機能を拡充し、誰もが簡単に観光DXを推進できる世界の実現を目指します。

  • ビジュアライズされたマップとコンテンツで、伊豆を楽しく便利に

今回プラチナマップが導入された「伊豆navi」ではオリジナルマップ上に各スポットのピンだけでなく、駅、レンタカーショップ、カーシェア、レンタサイクル、バス停、フェリー乗り場、空港などのアイコンを表示することで、見ていて楽しく、また各スポットや交通機関がどこに点在しているか、位置関係がひと目で分かるサービスになっています。

 さらに伊豆の魅力をより探しやすくするため、「交通・移動」「観光する」「食べる・飲む」「ショッピング」「ワーケーション・ビジネス」「泊まる」などのカテゴリーを細分化した小カテゴリーも設置し、スポット情報の検索性を向上させました。

各スポット情報からは宿泊施設等の予約も可能です。またハッシュタグ機能も活用し、ピンポイントの観光ニーズにも対応します。

たとえば「#こどもと楽しむ」をタップするとこどもと楽しめるスポットのみがマップに表示され、行きたいスポットを見つけたら経路案内をし、シームレスな移動へ誘導します。

伊豆naviでは今後プラチナマップの活用範囲を広げ、利便性向上と体験価値の創造を進めて行く予定です。

  • 観光データを地域へのフィードバックやサービス開発に活用可能

 プラチナマップはユーザーの属性・行動・周遊等のデータをダッシュボードにてリアルタイム提供しています。

消費者ニーズがいつ・どこで発生するかわからない現代、観光・交通事業者、自治体等の導入事業者に横断的なデータ分析を提供することで、次回施策をより複合的かつスピーディに検討可能にし、効果的な地域活性を支援します。

■観光DXプラットフォーム「プラチナマップ」について

「プラチナマップ」はDXベンチャーのボールドライト株式会社が開発した、観光DXプラットフォームです。オリジナルデジタルマップを簡単に構築でき、そのマップ上で、スポット情報配信、モビリティトラッキング、スタンプラリー、クーポン、フロアマップ(グラフィックマップ)、混雑情報配信等の機構が統合されたプラットフォームです。観光コンテンツをマップ上に多角的な表現で可視化することで、回遊・観光消費の促進、滞在時間向上を実現しています。

さらに利用者の属性・行動・周遊データ等の分析結果をダッシュボードにて提供し、誰でも簡単な観光マーケティングも可能にしています。

サービス一覧
デジタルマップ・プラットフォーム「Platinumaps(プラチナマップ)」:https://platinumaps.jp
密回避のデジタルスタンプラリーシステム「プラチナラリー」:https://stamprally.digital

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